PHOTO
GRAPHER

異業種での経験があるからこそ、
“好き”を追求する仕事へ。

  • BPフォトスタジオ
  • フォトグラファー
  • 吉野 佳祐 2022年入社

元々ものづくりが好きで、デザイン自体に興味があったことから、デザイン系を学べる専門学校に進学。その頃、デザインに使用するための素材を撮影するようになったのがきっかけで、カメラの面白さに目覚め趣味となりました。
カメラマンとして働き始めたのが、2014年から。それまでは印刷会社にて印刷機オペ―レーターとして勤めていたのですが、自分の好きなことを仕事にしたいと思うようになり、写真の仕事を目指すようになりました。
特にきっかけとなったのは、友人の結婚式に列席した際のことです。その時に自分が撮影した写真の中でも、一番上手に撮れたなと思う『ケーキカットのシーン』を台紙に貼ってプレゼントしたのですが、とても喜んでもらえて。
そのことがターニングポイントとなり、ブライダル業界で写真の仕事をしたいと強く思い、印刷会社から3年後に転職をし、カメラマンとして実現に至りました。

仲間と切磋琢磨できる場所、
更なる高みを目指して。

前職場は、小規模のブライダルフォト専門の会社でした。代表がウエディングフォトアワードの受賞歴もあるカメラマンで、ウエディングフォトを学ぶ上ではこの上ない環境だと考えました。
数多くの撮影経験を積むことができましたし、心得も教えていただけた貴重な機会になり、“撮られるお客様の気持ちを考えること”、“どうしたら喜んでもらえるか”というお客様に寄り添う気持ちを大切にしており、今の自分の写真の基盤は、そこで築いてきたものだと改めて感じています。8年くらい勤めたのち、少数精鋭で活動をしていたので 、周りのカメラマンが少なく自分の技術も伸び悩んでいるように感じてきたことがあり、結婚式のいい写真を残す上で、会場全体でチームとして結婚式を作っていけるような環境で写真を撮ってみたいと思うようになりBPフォトスタジオに中途入社をしました。

仕事をする上で大切にしていることは、なにより「おふたりの気持ちになって考える」が自分の撮影の一番のモットーです。ブライダルの写真は、特に、ご新郎ご新婦のおふたりが喜んでくださってなんぼだと思っています。
ふたりに喜んでもらいたい気持ちこそ、自分自身の原点の想いです。

カメラマンとしてやはり自分の写真がお客様の一生の中で大切なものとして残せていることを実感できることが嬉しいですし、やりがいを感じています。
写真を撮られることが苦手なお客様より「吉野さんのおかげで撮られることが好きになりました」 と言ってくださったのも心に残っています。カメラマンの仕事は、答えがないものだと思っています。だからこそ、心を込めて撮影をした写真が、「吉野さんに撮ってもらえてよかった」と言ってもらえた時は最高にやりがいに感じますし、活力にもなります。
指名制度にて、ご指名をいただけたときも非常に嬉しいですね。ただ、指名をいただいたから頑張るということではなく、いつもフラットに、あくまでもいつも通りに良き写真を撮れるよう向き合っています。

極め続けるクリエーターとして。
常に向上心を忘れない。

ウエディング当日の写真撮影は、主役のおふたりはもちろん、大切なゲストの方々もたくさんいらっしゃる中、常に、様々な進行が行われていきます。目まぐるしく移り変わるシーンを撮影することに、初めは流れを追うことでいっぱいいっぱい、まったく余裕なく必死でした。ただ、経験を積んでいくほど、いい瞬間を撮り逃すことなく、視野が広がり、撮れるようになってくる。自分自身の成長も日々感じられています。答えがない仕事だからこそ、日々撮影した写真を自分自身で振り返ることも大切にしています。常に向上を忘れずに、写真を極めて行くのが一番だと考えています。
今、まさに注力していることは、ウエディングフォトアワード、またはウエディングフォトグランプリの受賞を目標にしています。写真の仕事は、個性がでるもので、上手さを数値化するものはなかなかありません。だからこそ、評価を可視化できる手段のひとつが、受賞だと思います。自分の自信にも繋がる機会にもなればとも思いますし、これから挑戦していきたいと思っています。
写真を極め続けて、常にクリエイターであり続けたいです。

趣味と写真の共通点。
自分に無い視点から学ぶ。

プライベートでは、ダーツが趣味で、ダーツバーなどにも行くことが好きですね。ダーツで狙いを定める時と、写真で被写体を狙う時の感覚は、少し近しいことを感じているのかもしれません。もちろん写真も趣味で、広い高原のような場所が好きで、そこで星の写真を撮ることも好きなんですよね。同じ場所で写真を撮ろうと思った時、「自分ならこう撮る」とは違った視点で、撮影している写真作品は非常に勉強になるので、日々、自分に無い視点を持ったフォトグラファーの写真を良く見たりしています。

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