WEDDING
PLANNER

異業種からの挑戦が叶う場所で、
“人”と“想い”に寄り添う毎日。

  • ザ クラシカ表参道
  • ウエディングプランナー
  • 湯浅 梨緒 2022年入社

20代半ば、次のステージへ──
キャリアを見つめた転機

新卒で入社したのは、婚礼衣装・美容を扱う会社。ドレスコーディネーターとして、約4年半務めました。ドレスを通して新郎新婦さまの想いを形にできるこの仕事は、本当に大好きでした。
でも、20代半ばを迎えた頃、ふと「このままの自分で30代を迎えていいのかな」と考えるようになったんです。
ドレスコーディネーター時代に培った提案力を活かしつつ、今度は目に見えない“無形商材”を扱う仕事にも挑戦してみたい。
仕事に全力を注げる20代だからこそ、今の自分にない力をつけたい──そんな思いから、転職活動をスタート。

ウエディング業界を目指した理由は、“人生の大きな節目に寄り添える人でありたい”と思ったからです。
幼い頃、仕事人間だった父とは、家族で過ごせる時間が限られていました。
唯一の日曜日や、誕生日、クリスマス、運動会など…その一日一日が私にとって特別で、行事そのものより「家族と一緒に過ごせること」が嬉しかったんです。

結婚式は、そんなかけがえのない時間や想いを形にできる特別な一日。
おふたりやご家族の背景や秘めた想いをくみ取り、それを形にできる──そんな仕事に強く惹かれました。
誰もが結婚式をする理由や背景があって、そこには必ず大切な想いがあると思うんです。

BPを選んだのは、人とのつながりや想いをとても大切にしている会社だから。
企業理念にある「結婚式後もつながりを持ち、人生をより豊かにする」という考えに心から共感しました。
結婚式という一日のためだけでなく、その先もずっとお客様に寄り添い続ける。ここでなら、自分が本当にやりたいウエディングが実現できると感じました。

入社の決め手は
「自信を持って提供できる環境」と「人」

BPに決めた一番の理由は、アフターイベントを含め、ここなら自信を持って結婚式をご提供できると感じたからです。
そして、もう一つは、やっぱり「人」。BPはブライダル業界の中でも、“人に惹かれて入社する人が多い会社”として、私が専門学生の頃から有名でした。
お客様にもスタッフにも熱量を持ち、向上心の高い人ばかり。ここなら自分も必ず成長できる──そう確信しました。

内定をいただいてから入社が決まるまでの間にも、プランナー経験のある人事の方が時間を作ってくださり、お話をする機会がありました。
その中で、皆さんがBPで働いていることを心から誇りに思っていることが伝わってきて、とても魅力的でした。

実際に入社してみても、その印象はまったく変わっていません。
ギャップはゼロ。スタッフ全員が「自分の会場が大好き!」という気持ちを持っていて…そんなところも、私の大好きなポイントです(笑)。

おふたりの“想い”に
とことん寄り添う接客を

現在は新規接客部門で、ブライダルフェアに参加されるおふたりのご案内を担当しています。
フェア参加前の事前お電話から、当日の会場案内・ご提案、具体的なお見積りの作成、ご日程決めまでを一貫して行っています。

日々心がけているのは、「お客様の持っている感情に寄り添うこと」。
結婚式は、素直になっていい日だと思っています。だからこそ、おふたりが「結婚式をしたい」と思った背景に、とことん入り込むようにしています。

そんな中で忘れられないのが、とても可愛いお子様2人と一緒に来館されたおふたりとの出会いです。
ご新婦様はハキハキとしてパワフル、そしてとてもフレンドリーな方。一方、ご新郎様は会話も相槌も、目を合わせることもなく…私がめげずに話しかけても、反応はほぼゼロでした。

それでも、お子様への接し方だけは全く違っていました。心からの愛情が伝わる優しい眼差し──その姿を見て、「こんなパパのもとで育つこの子たちは、絶対に幸せだろう」と、たった数時間のフェアで感じました。
そこで私は、「新郎様にとっての嬉しさや喜びは何か」を考え、お子様とたくさん触れ合い、お子様のことを知る時間にあてました。すると、無言ながらも(笑)、新郎様が私とお子様の写真をたくさん撮ってくれるようになったんです。

後日、「自分たちのことはどうでもいい。子どもたちが楽しく心地よいと思える場所であれば、想い出の場所を作ってあげられる。ここならそれが叶うと思った」とご成約をいただきました。
結婚式当日にはブライズルームに呼んでいただき、嬉しい言葉をいただいて。「正直、結婚式はやらなくていいと思っていた。でも、自分の子のように接してくれる湯浅さんがいたから、やりたいと思ったし、本当に挙げてよかった。結婚式なんてただの営業だと思っていたけど、全然違った。私たちと出会ってくれてありがとうございます」この言葉は、今でも私の宝物です。

ウエディングプランナーとしてのやりがいは、自分の提案や、おふたりが思い描いていたことがカタチになる瞬間です。
初めてお会いした日にお話ししてくださった「結婚式をやる意味」が、ご結婚式当日に実現されているシーンに立ち会えた時──それが、私にとって一番の喜びです。

9度の「ベストパフォーマンス賞」が
教えてくれたこと

ありがたいことに、これまで社内のキックオフで「ベストパフォーマンス賞」を通算9回受賞させていただきました。
初めて名前を呼ばれた時は、自分自身が嬉しいという気持ちももちろんありましたが、それ以上に「ようやく先輩方に恩返しができた」という安堵のほうが大きかったです。そして何より、自分以上に周りの先輩や同僚が大歓声で喜んでくれたことが、本当に嬉しかったですね。

私が日々接客で意識しているのは、「お客様の大切な人を想像すること」。
どんなお客様にも、大切に想う人や想われている人がいます。だからこそ、自分の家族だったらどうだろうと置き換えながら、お話を伺うようにしています。
表彰は次の目標へのモチベーションにもつながりますし、後輩たちが「自分もこうなりたい!」と思うきっかけになってくれたら嬉しい。そんな存在になれるように、これからも一つひとつの出会いに全力で向き合っていきたいです。

明確な目標と手厚いサポートが
成長を後押し

プランナー未経験でも成果を出せたのは、常に目標を明確にしてくれる環境のおかげです。
私は「全社1位になる!」と公言していましたが、上司はいつも力を貸してくださり、「あと何が足りないのか」「これは強みにして続けていこう」と具体的にアドバイスをくれました。
毎週、自分自身を振り返る時間も一緒にとってくださるので、常に成長の道筋が見えていました。
前職のドレスコーディネーター時代に培った“繊細な気づき”も大きな武器になっています。
新婦様の本音を引き出すには、声のトーンや表情の変化、ほんの少しの違和感にもアンテナを張ることが大切。
当時から意識していた細やかな配慮は、今の接客にも直結しています。そしてBPの環境は、中途入社にもとても手厚いです。
デビューまでのマンツーマン指導、本社・現場研修の細やかなスケジュール管理、「いつまでにこうなる!」が明確。デビュー後も上司は常に一緒に頭を抱え、最善策を考えてくれるので安心感があります。
中途は自力で力をつけるイメージが強かったのですが、BPの中途研修は本当にサポートが充実していますね。

経歴よりも“人柄”が
活躍をつくる

私が入社した当時、先輩たちはほぼ全員が異業種出身でした。
フィットネスジムのトレーナー、営業事務、ホテルのフロント、飲食店…経歴は本当にさまざま。それでも表彰されている姿を間近で見て、「職歴は関係ない!」と背中を押されました。
活躍している中途メンバーに共通しているのは、【思いやり】と【気遣い】に優れていること。これさえあれば、業界経験がなくてもお客様に寄り添う接客ができ、成果にもつながるんだと実感しています。

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